2016-04-27 第190回国会 衆議院 政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会 第9号
それでも、おたくのところを含めて、二〇一一年、連用制度だとか、二〇一二年、一部連用制だとか、二〇一三年、優遇枠案だとか、そういう問題、議論を通じて、並立制による民意のゆがみは緩和の方向にしなくてはならぬという話をしたわけですやんか。そういう議論を国民の中でして、そうやな、ないしは違うなということを実感するほど今議論したとお思いですか。
それでも、おたくのところを含めて、二〇一一年、連用制度だとか、二〇一二年、一部連用制だとか、二〇一三年、優遇枠案だとか、そういう問題、議論を通じて、並立制による民意のゆがみは緩和の方向にしなくてはならぬという話をしたわけですやんか。そういう議論を国民の中でして、そうやな、ないしは違うなということを実感するほど今議論したとお思いですか。
与党の提出者で、小選挙区比例代表連用制、併用制、あるいは中選挙区制度への改革も視野に入れ、比較的、実務者協議の場では非常に近い考え方だなと思われた公明党の提出者から、与党側は公明党の提出者からぜひ答弁をお願いしたいと思います。
連用制は、公明党さんが三案の一つとして提示されたもので、二〇一二年には焦点の一つでした。二〇一二年七月には、民主党が並立制と連用制を組み合わせた一部連用制案を提出され、一三年三月には、自民党の検討の中から、比例代表議席を比例枠と優遇枠に二分する優遇枠案が浮上しました。
しかし、比例定数の削減を、民主党さんは四十の連用制採用による削減を、そして、自民党は三十議席減を一種の、連用制ではないんですが、少数政党を優遇するような制度で枠を設けて削減する、こういうことで、四十と三十で、もうちょっとのところで妥協できるじゃないですかということで、あのことはやりましょうということになった。これは、議事録上はっきりしている党首討論でございます。
現行制度を維持すべきだという考え方もございましょう、完全小選挙区にすべきだという考え方もある、新たな中選挙区制にすべきだ、あるいは併用制、連用制など、いろいろな考え方が各党の中にあることは承知しておりますが、我が国の民主政治の将来を見据えて、引き続き各党間で活発かつ真摯に議論を重ねていくことが重要であると考えているところでございます。 以上です。(拍手) 〔落合貴之君登壇〕
これ、計算の仕方は、連用制案がございますけれども、ああいった計算の仕方でもよろしいかと思います。もちろん、一人名簿を認めることも可能ですので、無所属の立候補も決して禁ずるものではございません。そして、この場合、比例代表を全国一区としますれば特に選挙権の平等の問題は生じないわけですけれども、幾つかのブロックに分けることももちろん可能だと思います。
やはり、そういう面から、これまでの経緯の中を見ても、例えば民主党は連用制の導入、まずそれを唱えておりましたが、今はどうかわかりません。そういう中で、現在は並立制のまま八十削減ということを言っておりますし、維新の会は三割の定数の削減を主張しております。一方で、国民の声をしっかりと反映させるためには、定数削減は行うべきではないという政党もあるわけであります。
ただ、これがなかなかまとまらなくて、二〇一二年の一月に第九回協議会で、この二段階論がなかなか御理解いただけないので、これを我々としては撤回させていただいて、三点セットで出す、つまり、〇増五減と八十削減と抜本改革、連用制ですね、こういったものをセットにして出したということ、これは改めて確認いただきたいということ。
本案は、衆議院の一票の格差を是正するため、いわゆる一人別枠方式を廃止するとともに、都道府県ごとの小選挙区の数を〇増五減とし、格差二倍未満とする等、衆議院議員選挙区画定審議会が作成する改定案の作成基準等を定めるとともに、衆議院議員の定数を小選挙区選出議員五人、比例代表選出議員四十人、計四十五人削減し、これに伴い民意が過度に集約されないようにするために比例代表の一部に連用制的比例枠を導入する等の臨時の措置
何とかいい案がないか、連用制はどうか、少数政党を少し配分できるような案がないかとか、いろんな提案がありましたけれども、そこが一番山でございまして、自民党も国会議員の定数は削減すべきであるという公約を出したことは当然ありますし、これからも出していくと思います。
民主党からは何か連用制というような仕組みが出されたわけでございますが、そのほかに、そういう民主主義の範囲でひずみを大きくしないための制度が何かということが、議論はされたわけでございますが、どうしてもそれが合意しなかったと。だから、そういう知恵を出していかないと民主主義を反映した議会の選挙制度というのはなかなかできにくいことは事実でございますので、更なる知恵を出すべきであると思っております。
そうした中において、特に今回の民主案に関しましては、連用制、さらには少数政党を優遇するという中身が一緒になっている。私は、一票の格差問題を論じているときにこの連用制を入れるということは、少数政党に対しての優遇といえども一票の格差の問題をそのまま続けることになるのではないかと思いますが、自民党案提出の細田議員にお伺いいたします。
ただ、連用制というものについては、ちょっとわけがわからないので、これもいいですよという気持ちにはとてもなれないというところでございますので、まず、この連用制を導入したということについて、民主党の提出者にお尋ねをしていきたいと思います。
しかも、そう今言っている連用制ですけれども、定数を四十も削減して小選挙区制の比率を高めておいて、一部それを入れたからといって、問題の解決になりませんよ。これまでと投票行動は同じなのに、計算方式だけ変更して議席数が変わると。それに、百四十の定数のうち三十五が連用制で、残りはこれまでどおりだと。これを聞いても、さっぱりわからない複雑怪奇な制度で、しかも、非常に多くの深刻な問題が指摘されています。
加えて、今回の定数削減の案は、〇増五減という小選挙区における削減と、修正連用制といいますか、一部連用制を取り入れた形であって、提案をしている民主党にとって、これは決してプラスになる制度とは思いません。選挙制度というと、どうしても自分の党に有利なゲリマンダー的なものがこれまで多かったと思いますが、決して我々にはプラスにはなりません。
その上で、比例の削減部分については一部連用制を取り入れたという形、御指摘のとおりであって、傾聴に値するというところまで来ているわけでございますので、最後の御判断、御決断を引き続き私はお願いしたいと思います。これはしっかりと協議をして、十六日までに決断ができるように、ぜひ再考していただきたいと思います。
特に定数削減の比例削減の部分は、私どもは修正連用制という考え方をとりながらの削減案を出しております。私は、これは御党にも御理解をいただける、そういう考え方ではないかと思いますので、きょう、法案を提出させていただきましたので、ぜひ御理解をいただいて、御協力をいただきますようにお願いを申し上げますが、いかがでしょうか。
そして、一言言わせていただければ、先ほど、皆さんが出されている選挙制度、連用制ですね。連用制というのは極めてわかりにくい制度なんですよ、皆さん。では、国民の多くの皆さんは、この場面を見ている多くの皆さんは、理解できますか。憲法との関係においても、実は疑義があるんですよ。それをここで言っている。 もうまさに、私は、総理、あなたの今の答弁は不誠実だと思いますよ。
小選挙区、比例代表、連用制の三つの制度が混在する、複雑怪奇、理念不明なしろものである。 これを無理やり参院に送っても、野党としては否決するか廃案にするしかないだろう。 わざと無理筋の案を出し、解散を阻むことが狙いなのか。それは違うというなら、多くの野党が同意する「〇増五減」の自民党案を受け入れるべきだ。
民主党は、小選挙区制、比例代表制、連用制という三つの制度が混在する、複雑かつ奇怪な、理念のかけらもない、もちろん理性のかけらもない、憲法違反のおそれもある選挙制度を提案し、さらには、ねじれ国会の中で参議院での成立が全く見込めないにもかかわらず、見込めないことを織り込んだ上で、全野党の反対を押し切って、強硬に参議院に送ったのであります。
民主党が出した案の中でも、議員定数削減という考えには異を唱えませんが、現行の併用制に加え、一部連用制を導入するという非常に制度を複雑にする内容を含み、一般的に理解しがたいものとなっています。本来、重要なのは、民意をどのように議会に反映させるのかということです。理解しがたい制度で、民意を反映することができるのでしょうか。
第三に、定数削減に伴い多数政党に過度に議席が集約されないようにするための臨時措置として、比例代表選挙を全国単位に改めるとともに、比例定数百四十人のうち、百五人については単純ドント式により当選人の数を決定し、三十五人については連用制的比例枠を導入することとしております。
残りの三十五人については、連用制的な方法で当選人を決定するということにいたしているわけです。 具体的に言いますと、単純ドントにおいては、各政党の得票数を、いずれの政党についても、一、二、三という整数で順次割って各政党に議席を配分することになります。
この配慮でありますが、小選挙区比例代表並立制の中に一部連用制を入れていくということでありまして、少しわかりにくいといえばわかりにくいわけでありまして、国民の皆さんに、この際、一部連用制を導入する意味ということについて御説明をいただきたいと思いますし、連用制というやり方が、諸外国では多党化を生むんだという指摘もあるわけであります。
○小室委員 いささか事務的になりますが、一部連用制、比例四十削減で百四十にして、うち三十五を連用制にするという、その三十五というところが少し説明が必要なところかなというふうにも思うんですが、この点、どのようにお考えでしょうか。
時間が来ましたのでこれで終わりにしますが、〇増五減は合意できるんです、〇増五減だけではなく、この連用制も含めた定数削減もセットで、参議院までぜひ可決成立させていただいて次の衆議院選挙を迎えるという形にしていくことが我々の義務だというふうに思っておりますし、消費税法案が既に通っております。まず隗より始めよ、その言葉がありながら、議員定数削減が結局通らないということでは世の中に示しがつきません。
しかし、さまざまな要因の中で、どこでどうバランスをとるのかということを考えて、世界の中でも、一自治体ではありますが、全く採用されていないということではない連用制という形を、各党会派からいろいろな協議の期間中に、一つの政党のみならず多くの政党からも、連用制という形を検討してみたらどうだという御意見はいただきました。
最初の質問に若干重なるところもあるかもしれませんが、連用制についてはさまざまな議論があります。もちろん、中小政党に対する配慮というのが実質上の理由としてあるのは私は当然のことだと思いますし、そのことを堂々と私は言っていいと思うんですが、表からの選挙制度論で見たときに、なぜ連用制なのかということについては、やはりしっかりとした考え方を示す必要があると思っております。
そこで、今回の改正に限っての激変緩和措置として、比例選挙の持つ小選挙区の結果補正機能を強力に回復させるため、一つ目として、比例選挙の単位について、現行のブロック単位から全国単位に改めるとともに、二つ目として、比例定数百四十人のうち三十五人については、ドント式の除数が、各政党ごとにその政党の小選挙区での獲得議席数プラス一から始まる連用制的比例枠を導入することとしております。
まず、議員定数の話でございますけれども、今我が党は議員立法で、ゼロ増五減、一票の格差是正と連用制を含めた比例の定数削減という案を出しておりますけれども、今こちらに、我々の出した案で仮に二〇〇九年の衆議院選挙の投票結果を当てはめるとこうなりますという、これは機械的に計算したものがございます。
それで、改正の方向でございますが、衆議院については、現在の並立制は激変緩和の要素から導入されたものでありまして、これは将来的に一本化する、そういう議論をしなきゃいけないときかと思いますが、現在語られている連用制は、これからいいますと趣旨の全く異なるもので、まず、私はほとんど、一般の有権者の方に説明のつかない制度かと思います。
ここで小選挙区制を批判し、また、連用制の問題点も指摘しております。その四年後の九七年に、前年、九六年に初めて実施された並立制での総選挙を分析した「徹底検証 政治改革神話」という本も出しております。 小選挙区制に問題があるということは、このときから明瞭でありました。
二つ目には議員定数の削減ですけれども、樽床私案というのが出ていまして、この樽床私案はゼロ増五減、そして八十人の選挙区と比例区の、五と七十五の八十の議員定数の削減、連用制を三十五入れるというような一つの樽床私案が出ているんですけれども、私はもうそろそろ、野党と協議をするのではなくて、八十削減する、総理がお決めになったんだから、民主党の考えとして法案で出した方がいいと思うんですね。
ほかの野党は、ゼロ増五減と、それと定数削減の話と、それと今言った連用制の新たな制度、少数政党の考え方に見られるような制度を三点セットでやれということで、ここまで時間をかけて私たちは話し合いをしてきた。それが法案になる時期に来ていますから、ぜひ三点セットでしっかりと出していただきたい。